11月の言葉
1ヶ月ぶりの更新になります(^_^;)
最近は朝晩が冷え込み、お布団からなかなか出られません。
さて、11月の言葉をご紹介します。
「それ神道は正直を以て体とし
愛敬を以て心とし
無事を以て行とす」
神道で大切にされている生き方に、まず「正直」であることがあげられます。これを実践するためには他人に対して常に親愛と尊敬の気持ちをもつ「愛敬」が必要であり、また、誤りや事故がないよう「無事」でいることが大切である、とわかりやすく説いたものです。
これは「近江聖人」とも呼ばれた、陽明学者の中江藤樹(なかえとうじゅ)の言葉です。中江藤樹は愛媛県大洲藩士でしたが、藩を辞めて「藤樹書院」という私塾を開き、身分を問わず多くの門人を育てました。陽明学は実践を重視した知行合一で知られますが、中江藤樹は日本古来の神道をその教えに取り入れました。
「正直の頭に神宿る」といわれますが、神様は正直であることを好まれます。
人間は神様の前では身分や性別などにかかわらず、平等です。
他人を差別したり、自分の意見や考え方と違うからといって迫害したり、排除したりしようとすることは間違っています。
皆同じ「神様の子孫」であり、どんな命も尊いのです。
常に他人への愛敬の念をもち、慎み深く生きていきたいものです。
今月も高忍日賣大神のご加護のもと、皆様のご健勝をお祈りしております。
最近は朝晩が冷え込み、お布団からなかなか出られません。
さて、11月の言葉をご紹介します。
「それ神道は正直を以て体とし
愛敬を以て心とし
無事を以て行とす」
神道で大切にされている生き方に、まず「正直」であることがあげられます。これを実践するためには他人に対して常に親愛と尊敬の気持ちをもつ「愛敬」が必要であり、また、誤りや事故がないよう「無事」でいることが大切である、とわかりやすく説いたものです。
これは「近江聖人」とも呼ばれた、陽明学者の中江藤樹(なかえとうじゅ)の言葉です。中江藤樹は愛媛県大洲藩士でしたが、藩を辞めて「藤樹書院」という私塾を開き、身分を問わず多くの門人を育てました。陽明学は実践を重視した知行合一で知られますが、中江藤樹は日本古来の神道をその教えに取り入れました。
「正直の頭に神宿る」といわれますが、神様は正直であることを好まれます。
人間は神様の前では身分や性別などにかかわらず、平等です。
他人を差別したり、自分の意見や考え方と違うからといって迫害したり、排除したりしようとすることは間違っています。
皆同じ「神様の子孫」であり、どんな命も尊いのです。
常に他人への愛敬の念をもち、慎み深く生きていきたいものです。
今月も高忍日賣大神のご加護のもと、皆様のご健勝をお祈りしております。
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