7月の言葉
7月に入り、早くも数日が経ちました。
1日には毎月恒例の月旦祭を執り行いました。
さて、今月の言葉をご紹介します。
「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう」
これは後藤新平の著書『自治三訣(じちさんけつ) 處世の心得』にある言葉です。
ここにある「人のお世話をするよう」とは、「社会奉仕」ということです。
後藤新平は、この言葉について次のように解説しています。
- 人のお世話をするのは、余力が人に及ぶもので、世のため人のための奉仕(つとめ)である。
- 自分だけが都合がよければ人は構わぬといった利己的の態度は許されない、自分と他人とが互いに相了解し相融和し、相互の利益を考慮して円満なる調和に努力してゆくのが義務である。
後藤はまた、「進んで社会のために」と述べ、さらに「奉仕は人間最高の義務である」としています。
- 今一歩進んでいえば、奉仕とは信と愛から出発したものでなければならぬ。
- 奉仕に報酬はなく、それを自ら進んで行うところに信と愛の光が輝いて見える。
また、逝去直前に「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ 仕事を残して死ぬ者は中だ 人を残して死ぬ者は上だ よく覚えておけ。」という言葉も遺しています。
ご神前で申し上げる祝詞にも、「世のため、人のために」という文言があります。
自己中心的な考え方が多い世の中。後藤のように、今生きている自分たちだけが良ければ良いのではなく、社会のため、他人のため、次の時代のために、何が出来るのか。
後藤の言葉は問いかけているのかもしれません。
1日には毎月恒例の月旦祭を執り行いました。
さて、今月の言葉をご紹介します。
「人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう」
これは後藤新平の著書『自治三訣(じちさんけつ) 處世の心得』にある言葉です。
ここにある「人のお世話をするよう」とは、「社会奉仕」ということです。
後藤新平は、この言葉について次のように解説しています。
- 人のお世話をするのは、余力が人に及ぶもので、世のため人のための奉仕(つとめ)である。
- 自分だけが都合がよければ人は構わぬといった利己的の態度は許されない、自分と他人とが互いに相了解し相融和し、相互の利益を考慮して円満なる調和に努力してゆくのが義務である。
後藤はまた、「進んで社会のために」と述べ、さらに「奉仕は人間最高の義務である」としています。
- 今一歩進んでいえば、奉仕とは信と愛から出発したものでなければならぬ。
- 奉仕に報酬はなく、それを自ら進んで行うところに信と愛の光が輝いて見える。
また、逝去直前に「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ 仕事を残して死ぬ者は中だ 人を残して死ぬ者は上だ よく覚えておけ。」という言葉も遺しています。
ご神前で申し上げる祝詞にも、「世のため、人のために」という文言があります。
自己中心的な考え方が多い世の中。後藤のように、今生きている自分たちだけが良ければ良いのではなく、社会のため、他人のため、次の時代のために、何が出来るのか。
後藤の言葉は問いかけているのかもしれません。
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