みたまのふゆ

11月7日、二十四節気の一つ、立冬(りっとう)を迎えました。
立冬は「冬の気配を感じる日」という意味。
暦の上では冬のはじまりです。

しかし、この時期はまだまだ冬というより秋本番といった感じですね。
境内の木々も色づいて秋を感じさせてくれます。

神職はこの日から衣替えとなります。
といっても、地域や気候により多少異なりますが、狩衣(かりぎぬ)などの装束は冬物になります。
逆に夏物になるのは立夏(りっか)が目安です。

さて、今回は「冬」について少し考えてみましょう。
ご存知のように、冬は寒く多くの生き物は冬ごもりして温暖な春に備える季節ですよね。
実はこの冬。「増(ふ)ゆ」「殖(ふ)ゆ」などに通じ、すべてが春に向けて増殖することが語源とされています。
つまり、神さまのお力をいただいて花咲く春のための充電期間ということなのです。
これに関連して、神さまに申し上げる祝詞(のりと)の中に、「恩頼(みたまのふゆ)」という言葉があります。
なかなか読めないですよね・・・
中国伝来の漢字に、日本古来の大和言葉を当てはめたものですが、当時の人びとはどのような思いで考え出したのでしょうか。
ロマンがありますねえ(*´~`*)

尊い霊魂、神さまの神秘的なお力が振動する、増殖することを意味します。
これに接することで、私たちの心や魂も力を増していくという訳です。

これから冬に近づき、気温もどんどん下がります。
高忍日賣神社にお参りされて、大神さまのあたたかい恩頼に日々感謝しつつ、健やかにお過ごしください。

こちらはいただいた柿です☆
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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プロフィール

高忍日賣神社宮司

Author:高忍日賣神社宮司
全国唯一、産婆・乳母の祖神をお祀りする高忍日賣(たかおしひめ)神社宮司のブログ。愛媛県伊予郡松前町徳丸鎮座。
宮司がふと思ったことや日常の出来事など、あまり気張らずに書いております。

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