fc2ブログ

6月の言葉

今日は6月1日。
今月も月旦祭を執り行いました。

202106020012210e2.jpg


さて、今月の言葉をご紹介します。

「足ることを知って、及ばぬことを思うな」

これは南北朝時代に活躍した楠木正成公の言葉です。
足りない部分より、足りている部分に目を向けなさい、という意味です。
人は、とかく他人と比較して、自分に無いものを羨む傾向にあります。
どうにもならないものは数多くあります。
他人にあって自分に足りないということは、決して他人に劣っているということにはなりません。
他人は他人、自分は自分なのです。

202106020007521b1.jpg


現代は物があふれている一方で、心の中は不足しているといわれます。
表面的な満足を求めるよりも、内面的な満足を求めていく方がより豊かに暮らせると思います。

20210602001400c1d.jpg


いまあるものをしっかりと見つめ直し、自分なりの考え方で少しずつ目標に向かうことが大切なのではないでしょうか。
今月も神様のご加護のもと、お健やかにお過ごしになりますようお祈りしております。


20210602001120cfe.jpg

5月の言葉

早いものでゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいました。
連休中は大荒れになり、境内の枝が落ちたり物が飛ばされたりと後片付けに追われ、今月の言葉をご紹介するのが遅くなってしまいました。

20210506185224c82.jpg


5月の言葉です。

苦悩を突き抜けて歓喜に至れ

楽聖と呼ばれるドイツの偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの言葉です。
『運命』や『第九』など数々の名曲で知られるベートーヴェンですが、いくつもの名言を遺しています。

20210506185134401.jpg


年末に大勢で合唱されるベートーヴェンの『第九』(だいく)として知られる『交響曲第9番ニ短調作品125』。
有名な第四楽章は、シラーの『歓喜に寄す』に曲をつけたものです。
ベートーヴェンは、30年以上の月日をかけて作曲しました。この間、彼は音楽家として致命的な難聴に苦しみ、弟の死など多くの苦悩の果てに、名曲「歓喜の歌」を生み出しました。

202105061851236b0.jpg


ロマン・ロランは、『ベートーヴェンの生涯』の最後でベートーヴェンのこの言葉を引いて「この言葉の中には彼の生涯が煮つめられており、またこれは、雄々しい彼の魂全体にとっての金言でもあった。」と締めくくっています。

20210506185141f70.jpg


苦悩は誰もが経験します。
人はできるだけ苦悩を避け、苦悩から逃げようとします。

20210506185244adf.jpg


ベートーヴェンは、苦悩に真正面から立ち向かい、苦悩を突き抜け、素晴らしい楽曲という歓喜に至ったのではないでしょうか。
受け取り方は人それぞれですが、困難に直面したとき、先人の奮闘に思いを馳せることにより、勇気がわいてくるかもしれません。

20210506185051c7e.jpg


今月も神様のご加護のもと、皆様がお健やかにお過ごしになれますようお祈りしております。

4月の言葉

新年度がスタートしました。
高忍日賣神社では、4月の月旦祭を斎行しました。

20210403013135dc3.jpg


さて、今月の言葉をご紹介します。
「清く 正しく 美しく」
この言葉は、阪急電鉄の創業者で、宝塚歌劇団の創始者である小林一三氏の遺訓です。
あまりにも有名な言葉ですが、宝塚歌劇の華やかな夢の世界は実直な言葉に支えられています。
20210403013251f7d.jpg


それぞれが目指す『素敵な自分』に向かって努力するときに、きっとこの言葉が励みになると思います。

20210403013145938.jpg


この言葉は、神道の精神「浄・明・正・直」に通じています。

20210403013319963.jpg


新年度もどうぞ皆さまお健やかにお過ごしください。
2021040301322823d.jpg

3月の言葉

3月1日(月)、月旦祭を斎行しました。

202103040433053b1.jpg


今月も皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。


さて、今月の言葉をご紹介します。

丹精(たんせい)は 誰しらずとも おのずから
秋のみのりの まさる数々

これは、二宮尊徳『三才獨楽集』にある言葉です。

202103040435333eb.jpg


努力は普段誰から褒められたり見てもらえなくても、いずれ時がくれば結果としてあらわれるという意味です。

202103040436396a2.jpg


誰も見ていないと思っていても、神様はきっと見てくださっていることと思います。

202103040437159df.jpg

2月の言葉

2月1日(月)、月旦祭を斎行しました。
お昼頃から強い風が吹き始め、季節の移り変わりを感じました。

202102030208596f7.jpg


さて、今月の言葉をご紹介します。
「神事を先にし、他事を後にす」
第84代の順徳天皇が『禁秘御抄』の冒頭で示されたお言葉です。

20210203020750c91.jpg


「旦暮敬神之叡慮解怠(えいりょけたい)無く白地(あから)さまにも神宮竝(なら)びに内侍所(ないしどころ)の方を以て、御跡(みあと)と為(な)さず」とあります。
意味としては、「宮中の作法はまず第一に神事、その後に他のことがある。朝夕に神を敬い、かりそめにも伊勢の神宮、また賢所に足を向けて休むようなことがあってはならない」というものです。

2021020302073593a.jpg


何事も経済が優先される世の中ですが、このコロナ禍において、今一度神事を通した「祈り」の大切さが見直されているように思います。

20210203020805002.jpg
プロフィール

高忍日賣神社宮司

Author:高忍日賣神社宮司
全国唯一、産婆・乳母の祖神をお祀りする高忍日賣(たかおしひめ)神社宮司のブログ。愛媛県伊予郡松前町徳丸鎮座。
宮司がふと思ったことや日常の出来事など、あまり気張らずに書いております。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR