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安産福運大祭を斎行しました

全国で唯一、助産師さんの祖神様である高忍日賣大神をお祀りしております当社では、3月8日は語呂合わせで“さんば(産婆)の日”ということで「母子と助産師の日」と定め、毎年神事を執り行い母子の健康と幸せ、助産師の皆さまの業務安全・技能向上を祈っております。

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例年は助産師の皆さまによる健康相談等のイベントと、村松志保子助産師顕彰会の皆さまをはじめ全国から集まられた大勢の助産師の皆さまのご参列のもと神事が行われていましたが、昨年はコロナ対策のためご参列はなしで神事のみ、神職が奉仕いたしました。
今年はご参列人数を最小限に留めて厳かな空気の中神事が執り行われました。

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ライブ配信も行われ、全国の大勢の皆さまが心をひとつに祈りを捧げることができました。

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当社は安産の神様ですので妊婦さんや赤ちゃん、小さなお子さんもお参りにいらっしゃいます。境内が密にならないよう優しいお気持ちで工夫を凝らしてくださった助産師さんの皆さま、ご協力くださった全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。
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第108回徳丸尚歯会

【第108回徳丸尚歯会】108回目となる徳丸尚歯会が、5月10日(日)午前10時半より執り行われました。
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今年は新型コロナウイルス感染症の影響で余興等が中止となり、神事は徳丸の区長さん、町議さんをはじめ最少人数の参列で斎行しました。
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「尚歯会」の「尚」は尊ぶ、「歯」は年齢を表し、敬老の意味です。全国的にも古く、歴史ある地域行事です。徳丸地区をあげて、75歳以上のお年寄りをおもてなしします。
高忍日賣神社は安産・子育て・縁結びで特に有名ですが、健康長寿の神様としても古くから信仰されています。
益々の健康長寿をお祈りするとともに、新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息し、平和な世の中が戻るようご祈念申し上げました。
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本日から神道青年全国協議会が作成したコロナウイル終息の願いを込めた祝詞を拝殿前に置いています。ご自由にお持ちください。
お出かけが難しい日。こんな時だからこそ、心のゆとりを忘れずに、心静かにお家の神棚に願いを捧げてはいかがでしょうか。

本日は新嘗祭

昨日は二十四節気の第二十、小雪でした。
「こゆき」ではなく、「しょうせつ」と読みます。
気温が下がり、わずかな雪が降り始めるころという意味です。
北海道や東北地方などでは、雪がちらほらと。
日ごとに朝晩の冷え込みが強まり、高忍日賣神社の南方の山々も紅葉が美しく秋空に映えています。

今日は午後2時から新嘗祭(にいなめさい)。
早朝から職員総出で境内の落ち葉掃きをして、準備をしております。

新嘗祭は2月の祈年祭とともに古代から行われ、精魂こめて育てた穀物の収穫を迎えることができたことを神さまに感謝する重要なお祭りです。
宮中では、天皇陛下が御親ら天神地祇に新穀をお供えされ、共に召し上がる大祭とされています。

この新嘗祭が行われる日を「勤労感謝の日」といっていますが、実は戦前は「新嘗祭」という祭日でした。
国を挙げてお祝いしていたんですね。
しかし、敗戦によってGHQが現在のような名称と意味に変更させた訳です。
昔から頂き物やご飯も、まずは神棚や仏壇にお供えしてから、人間が食べるという習慣があったように、新嘗祭が終わるまでは新米を食べないとされていました。
今では自分たちの勤労に感謝することばかりですが、今一度この日がもつ歴史や本来の意味を考えて、食べ物へのありがたさを感じたいですね。

風邪が流行っているようです。お鍋やカレーなどあたたかいものを食べて身体の芯から温まり健康に過ごしましょう。

当社の新嘗祭はどなたでもご参列いただけます。どうぞお参りください。

上の写真は先日作ったキーマカレー。ご飯を白クマにしてみました(*´~`*)

お諏訪さま

本日は台風18号接近の中、境内末社の諏訪神社例祭が斎行されました。

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心配されていた暴風雨もなく、河原組代表の方が参列され、河原組中の安全と繁栄をお祈りしました。

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今年も良いお祭りができました。

この諏訪神社は「おすわさん」と呼ばれ、建御名方命(たけみなかたのみこと)をお祀りしています。
「御柱祭」で有名な長野県諏訪湖近くに鎮座する諏訪大社が総本社とされています。

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明治時代の合祀令によって高忍日賣神社境内遷され、毎年例祭日9月17日には元の鎮座地に幟が立てられます。
現在は境内の素鵞神社に合祀されていますので、ぜひお参りくださいね。

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午後は台風の影響で境内は水浸しになり、万一に備えて職員総出で警戒にあたりました。
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虫干祭無事に終了!!

昨日は立秋でした。
立秋は二十四節気の第13番目で、初めて秋の気配が現れてくる頃とされ、夏至と秋分のちょうど中間になります。
藤原敏行の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(『古今和歌集』)は有名ですね。
本日8日から「残暑」となりますので、手紙を書く際は注意しましょう。私も虫干祭の後片付けが一段落しましたので、近況など認めたいと思います。

今年の虫干祭も盛況裡に終わりました。

余興には青葉幼稚園の皆さんとみきゃんが駆けつけてくれました。

8月2日の記事にあった「素敵なプレゼント」は「どじょうすくい」でした。

回廊ではたくさんのキャンドルによる「祈りの灯火」が。

境内は多くの参拝者の笑顔であふれ、神様もきっとお喜びになったと思います。

お祭りのためにご協力いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
プロフィール

高忍日賣神社宮司

Author:高忍日賣神社宮司
全国唯一、産婆・乳母の祖神をお祀りする高忍日賣(たかおしひめ)神社宮司のブログ。愛媛県伊予郡松前町徳丸鎮座。
宮司がふと思ったことや日常の出来事など、あまり気張らずに書いております。

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