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祭式研修会に参加しました。

令和元年になり、2回目の投稿になります(^^;
6月4日(火)、愛媛県神社庁で県内統一祭式研修会があり、当社から権禰宜が参加しました。

祭式とは、神職が神社でお祭りを行う際の祭典順序の次第、また、神饌、祝詞、祭員の進退作法など広く祭祀執行に関する標準となるべき法則をいいます。
つまり、神職がご神前で奉仕する際の作法のことです。

統一とは東・中・南予地区すべてということで、県内各地から神職が20名余り集まり、お祭りを行うための作法やお祭りを構成する行事について一日かけて研鑽を積みました。


今回の主題は「神饌献撤(しんせんけんてつ)」と「本庁幣(ほんちょうへい)献撤」。
神饌(お供え物)や本庁幣(神社本庁からの幣帛)を奉ったり、お下げしたりする行事です。

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写真は伝供(でんく)をしている場面です。神職が複数人で受け渡しをして、ご神前にお供えします。神饌や幣帛は神様への奉り物なので大切に扱い、息を吹きかけないよう目の高さに捧げ持ちます。
お祭りによっては十数台、何十台という場合もあり、落とさないよう細心の注意を払いながら受け渡します。

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神職が何気なく行っている作法でも、いろいろな決まりや意味があります。
例えば、お参りの作法。一般に「二礼、二拍手、一礼」といわれますが、正式には「二拝、二拍手、一拝」です。
拝とは90度腰を折り、一呼吸(約3秒)伏すお辞儀のことです。拍手は初めに手を合わせ、一関節ほど右手を下げて肩幅に開いて手を叩き、最後に元の通りに合わせます。他にも、角度や伏す時間によっていくつかのお辞儀があります。
お辞儀だけでなく、姿勢や起ち方、坐り方、歩き方、物の持ち方などなど。祭式には神様への至誠を尽くすために、それぞれに大切な意味があります。


「祭祀の厳修は、神職の使命」という言葉があります。神様の前で失態がないように、麗しいお祭りができるように、日々研鑽に励むことも我々神職の使命です。
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令和元年を迎えて

令和元年5月1日となりました。
これまで永きにわたり国民のために祈り、国民に寄り添っていただいた上皇陛下に感謝申し上げるととともに、新たに即位された天皇陛下の御世が、平和で豊かな時代であることを心よりお祈り申し上げます。

4月30日の「退位礼正殿の儀」で、上皇陛下が述べられたお言葉に感動いたしました。
それまで長く歩まれた両陛下のご功績は国内外の人びとの胸に深い感動を与えてきました。ご譲位にあたって述べられた言霊(ことだま)は我々国民の心の奥深くに染み渡ったと思います。
上皇陛下のお言葉を謹んで掲載されていただきます。


 今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました。

 ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。

 即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。

 明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここにわが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

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テーマ : ブログ日記
ジャンル : ブログ

新元号に希望をのせて

4月1日、新元号「令和」が発表されました。出典は『万葉集』巻五「梅花歌三十二首」の「題詞」にある「于時初春令月 氣淑風和」(時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ)という語句とされています。「題詞」とは詩歌の背景や趣旨を説明する序文のことで、奈良時代の歌人、大伴旅人が730(天平2)年に自邸で開いた「梅花の宴」について記されています。日本の古典が元号に使われるのは初めてのことです。

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さて、そもそも元号とは何なのか、今回は宮司なりにちょっと整理してみたいと思います。
現在は「平成」ですが、5月1日に新天皇が即位されるにあたり、元号も改められます。これは明治元年(1868)9月8日の詔により、天皇一代の年号を一つだけという「一世一元の制」によるものです。

改元の理由としては、御代替わりに際して行われる「代始改元」、天変地異などの災厄を断ち切る「災異改元」おめでたいことが起きたことを祝う「祥瑞改元」などがあります。

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もともと年号は、東アジアの国々で年を表現する方法の一種。中国前漢の武帝のときに「建元」と号したのが始まりとされ、日本では大化の改新(645年)のときに「大化」としたのが初見で、現代の「平成」まで実に1400年近くにわたり247もの元号が使い続けられています。
これまでで一番長かった元号は「昭和」の64年、次が「明治」の45年です。「平成」の31年は4番目。
元号は中国の古典などからおめでたい文字を選ぶのが前例となっていました。
また、平成までは72文字が使われ、一番多かったのは「永」の29回。「令」は初めてだそうです。基本的には漢字2文字ですが、「天平勝宝」など4文字のものも5回ありました。
今回の「令和」は日本の古典からの出典で、初めて使われる漢字が入っています。
安倍首相の談話にあったように、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように、新しい御代もまた永く平穏でありますようにと念じて止みません。

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元号は、皇室の長い伝統と国家の安泰と国民の幸福への深い願いと共に、1400年近くに渡る我が国の歴史を紡いできました。
今回、天皇陛下のご譲位による「御代替わり」は、江戸時代後期の光格天皇以来、実に200年ぶり、日本国憲法下では初の出来事です。
今上陛下は昨年12月23日のお誕生日に「来年春に私は譲位し、新しい時代が始まります。多くの関係者がこのための準備に当たってくれていることに感謝しています。新しい時代において天皇となる皇太子とそれを支える秋篠宮は共に多くの経験を積み重ねてきており、皇室の伝統を引き継ぎながら、日々変わりゆく社会に応じつつ道を歩んでいくことと思います」とのお言葉を述べられています。
天皇陛下のご在位30年をお祝い申し上げ、新天皇のご即位を慶祝いたし、希望に満ちあふれた明るい平和な時代が永遠に続きますようにお祈り申し上げます。

テーマ : こんなお話
ジャンル : ブログ

5月になりました!!

松前町の特産でもあるハダカムギ。
高忍日賣神社周辺の畑でも日ごとに熟れていっています。

不思議なことに、陽がよく照る晴れた日よりも曇りの日の方が成熟が進むという人もいます。
麦の薫が風に乗って、初夏を感じさせてくれます。
前の川では魚が泳いでいました。
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水深が浅いのでちょっとたいへんそうでしたが、楽しそうに泳いでいました。
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境内では鯉のぼりが爽やかな5月の風に泳いでいます。
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春祭りが終わり、職員総出で5月を迎える準備をしました。
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境内のベンチに座ると心地よい風がきます。
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皆さまもぜひ静かな境内にたたずんで読書や思索にふけるのもオススメです。
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境内には、正岡子規の句碑があります。
「善き妻の 春の社に 詣けり」
この季節にピッタリの句ですね。

お散歩に行って来ました

朝晩は少し冷えますが、日中は暖かく春らしい気候が続いています。
この最近、宮司は春を見つけようと高忍日賣神社が鎮座する松前町内を散歩しています。
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こちらは出作(しゅっさく)にある台地泉公園です。
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この泉は国近(くにち)川の源流。綺麗な水がこんこんと湧いています。
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昔はよくここで遊びました。
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こちらは神崎の福徳泉公園。
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公園内は広く、散歩に最適です。
散策していると見覚えのある背中が。
この方は・・・
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正体はイケメンゴリラさんでした。
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お参りにお越しの際は近くの風景も楽しんで行ってくださいね。
プロフィール

高忍日賣神社宮司

Author:高忍日賣神社宮司
全国唯一、産婆・乳母の祖神をお祀りする高忍日賣(たかおしひめ)神社宮司のブログ。愛媛県伊予郡松前町徳丸鎮座。
宮司がふと思ったことや日常の出来事など、あまり気張らずに書いております。

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